「though」、「although」はどちらも「…だけれども」「…にもかかわらず」という意味です。
いずれも従属接続詞として使用されます。
Though / Although S1 + V1, S2 + V2. (S1はV1だけれども、S2はV2だ。)
Though I asked Beck to drive me to the station, he said No. (Beckに駅まで送ってくれと頼んだが、断られたよ。)
Although we offered the volume discount in the meeting, they didn’t seem to be satisfied. (我々は会議で大量購入時の割引を提案したが、彼らは満足していないようでした。)
「though」は日常会話などで使われるのに対し、「although」はどちらかというとフォーマルな場面で使われます。
- ノンネイティブの英語として、「though」と「although」のどちらを使っても話は通じます。
- ただし、「though」だけの使い方があり、ネイティブとの会話でも頻繁に使われるので覚えておきましょう。
thoughの応用
「although」にはない「though」の使い方を紹介します。
Even though(…なのに)
Evenは強調の副詞で、「though」(だけれども)を強く言いたいときに使います。
Even though I taught him how to answer calls 10 times, he never learn.(彼には問い合わせ電話の対応方法を10回も教えたのに、いまだに覚えないよ(、まったくいい加減にしてくれよ)。)
文末の「 ,though」(…だけどね。)
学校の教科書でお目にかかった記憶はないですが、アメリカ人との会話で非常によく耳にしました。
日本語でも、「いいんじゃない!僕は好みじゃないけどね。」みたいな言い方はしますよね。
この場合の「though」は副詞です。
That restaurant is very popular! It isn’t my taste, though. (あのレストランはとても流行ってるよ!僕の好みじゃないけどね。)
参考
「tough」と「although」の違いが簡潔にまとめられています。

「tough」と「although」の違いが多くの例文とともに詳しく説明されています。

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