GoogleからAIを使った英語学習ツールが公開されていたので試してみました。
Google Labsという実験的なサービスなので、一般的に公開されているものではありませんが、Googleアカウントでログインすれば誰でも利用できます。
正式リリースに向けて実験的なアップデートがされることが期待できるため、気になる方はぜひご自身で試してみてください。
2025年5月時点でどのような機能が提供されているかを簡単に紹介します。

Tiny Lesson、Slang Hang、Word Camが提供されていますので、早速試してみました。

なおアメリカ英語以外にも、上記のような言語の学習がサポートされています。日本語はまだないですね。
Tiny lesson

一つ目はTiny Lessonです。
ちょっとした物事、テーマを指定することで、関連するボキャブラリー、フレーズ、ティップスを教えてくれます。
試しに「stay home on a rainy day」(雨の日に家で過ごす)と入力してみました。

関連するボキャブラリーが表示されました。音声ボタンを押すことで発音してくれます。

次はフレーズです。
面白いなと思ったのは、しゃれた言い方、ユーモアのある言い方が含まれており、学習者向けにその意味も示されているところです。

ティップスでは、前置詞の使い方などの解説がありました。
テーマを入力する際に、stay home on a rainy dayは”on”でいいんだっけ?と少し迷ったので、見透かされている気がしました。
Slang Hang

2つ目はSlang Hang、スラングを交えた会話という感じでしょうか。

シーンの説明があり、最初の会話が表示されました。
早速、教科書では見ないhoppingが出てきました。

hoppingに下線が引いてあるのでマウスを重ねると、意味が表示されました。

キーボードのスペースを押すたびに会話が進んでいき、アメリカの日常会話で使われるようなスラングが学べます。
Word Cam

3つ目はWord Cam、スマホのカメラで撮影した写真に対して、単語を表示してくれます。
あいにくMacBookを使っていたため試していませんが、Googleの説明によると以下のようになるようです。ちょっとした空き時間でも英語学習ができそうですね。

まとめ
2025年5月時点で提供されている機能は限られていますが、AIを使った新しい学習方法が今後拡充されることを期待します。
無料で使えるので、興味があればぜひ試してみてください。
AIで英語学習をしてみたいけどAIを使えないという方も、これなら簡単に使えますね。
